安いパソコンと高いパソコンの違いを知り【自分に合ったパソコンを選ぶ】

この記事でかいていること
- 安いパソコンはなぜ安いのか
- 自分に合ったパソコンの選び方
について説明します。
パソコンの価格は、「ピンキリ」です。
数万円のものから数十万円のものまで、性能やデザインなど様々です。
パソコンに詳しい人なら
安いパソコンの中から「自分の使い方に合ったパソコン」を、簡単に選ぶことができます。
しかし、パソコンを「まったく初めて購入する人」では
自分の使い方に合っているパソコンが、「どのパソコンなのか」ということが分かりません。
その結果
価格だけを見て、安いからと買ってみたら使い物にならなかった。
あるいは
電気店で買ったら、非常に高価なものを勧められた。
ということになります。
誰でもできれば
自分の使い方に合ったパソコンの中で、「安くて性能が良いパソコンがほしい」と考えます。
価格が安いパソコンと高いパソコンの違いを知らなければ、「自分の使い方に合ったパソコン」を選ぶことができません。
「安いパソコンと高いパソコンの違い」を知って、「自分の使い方に合ったパソコン」をお得に買う方法を解説します。
このサイトでは、「パソコンメーカーの直販サイト」で購入することをおすすめします。
直販サイトの特徴
- 価格が安い
- 種類が豊富で自分のほしいパソコンが見つかる
- 購入した商品を、持って帰るということはできない
- 即納モデルという納期が数日のものもある
目次
価格が安いパソコンはなぜ安いのか
では、価格が安いパソコンは、なぜ安いのかを説明します。
- プリインストールソフトの数が少ない
- パソコンの性能を左右するパーツ(部品)の性能が低い
- デザインが限られている
- パソコンの冷却性や静音性
- アフターサービスやサポート
- 製品の納期
などの理由があります。
この記事では、上記の問題をできるだけわかりやすく解説します。
プリインストールソフトの数が少ない
価格の安いパソコンは、コストを抑えるためにプリインストールソフトの数を減らしています。
プリインストールソフトとは
パソコンメーカーがパソコンを製造するときに、あらかじめインストールしたソフトのことです。
パソコンを動かすOS(ウインドウズ)の他
試用版のセキュリティソフトやDVDプレーヤー、オフィスソフトなどのソフトのこと。
プリインストールソフトは、初心者の方には必要かもしれません。
初心者の方にとって
- ソフトをインストールすることは、パソコンに詳しい人が考える以上にむずかしいと感じます。
- プリインストールされているソフトは、起動するだけで使えるので使いやすい。
パソコンに詳しい人にとって
- プリインストールソフトを使うことはない。
代わりのソフトがインターネットから、必要になったらダウンロードできる。 - プリインストールソフトが、ストレージに容量をムダに使っている。
- アンインストール(削除)する手間がかかる。
パソコンの性能を左右するパーツ(部品)の性能が低い
価格を安くするために、パソコンの性能を高くするパーツを使うことができません。
パソコンの性能を左右するパーツが、CPUやメモリ、ストレージ(SSD)の3つ。
CPU
CPU(シーピーユー)は、パソコンの頭脳と言われるくらい重要なパーツです。
そのため、CPUは性能によって価格がまったく異なります。
例えば、CPUの種類が
Celeron(セレロン)と
Core i 5(コア アイ ファイブ)の場合
CPUの違いだけで、数万円違うことになります。
メモリやストレージ(SSD)
また、メモリやストレージ(SSD エスエスディ)の容量によっても、価格が大きく違います。
そのため、安いパソコンのスペック(仕様)は
- CPU・・・Celeron、pentium、AMD3020e、Athlonなど、低性能なものが使われます。
- メモリ・・・4GB以下(快適に使うには8GB必要)
- ストレージ・・・eMMC(64GB)やHDD(ハードディスク)
HDDは速度が遅いので使い物になりません。
デザインが限られている
安いパソコンと高いパソコンの違いは、パソコンの形状やデザインに違いがあります。
価格を抑えるために、デザインがシンプルで基本的な形状をしています。
そのため、デザイン的には地味と感じるもので、感動はありません。
一方で、価格の高いパソコンは、洗練されたデザインで「思わずこのパソコンほしい」と感じるものです。
パソコンの冷却性や静音性能
安いパソコンと高いパソコンの違いは、ファンの性能が違ったり静音性能を良くするための設計が違ったりします。
デスクトップパソコンやノートパソコンに限らず、冷却性や静音性が重要です。
パソコンは作業をするときに、CPUからものすごく発熱(100℃になる場合もある)します。
CPUの温度が高いままだと、パソコンの性能が著しく低下します。
そのため、冷却用のファンでCPUの温度を下げています。
この冷却ファンの音が、静音性能に影響します。
デスクトップパソコンは、形状が大きいので冷却することが比較的簡単です。
しかし、ノートパソコンの場合は、小さな筐体(パソコンのケースのこと)にすべてのパーツを組み込んでいます。
そのため、冷却の性能が悪かったり、ファンの音がうるさかったりします。
アフターサービスやサポート
価格の安いパソコンの場合は、一般的にサポート体制が充実していない。
サポート体制を充実させるには
- 国内にサポートセンターを作る
- 日本人スタッフを置く
- フリーダイヤルが使える
などサポートに対するコストがかかります。
初心者の方にとって
何事にも、分からないことが多いので
質問したり、相談できるサポート体制が充実している方が良い。
パソコンに詳しい人にとって
故障とかの場合でなければ、必ずしもサポートは必要ない。
製品の納期
メーカー直販で購入する場合
価格の安いパソコンは、製品の納期が数週間かかるものがある。
パソコンを購入するときは、価格だけでなく製品の納期を確認することが大切です。
パソコンによっては、安くても即納モデルと言うものがあり、数日で届くものもあります。
キャンペーンやセール中に、パソコンの即納モデルが多くあります。
自分の使い方に合ったパソコンの選び方
初心者の方
「はじめて購入するパソコンは、性能があまり高くなくても良い」という人もいますが、初心者の方こそ標準的な性能のパソコンを使うべきです
初めてパソコンを使う人は、パソコンを使うことでインターネットの世界が広がると期待します。
しかし、安いパソコンを使うと
- 複数の作業ができない。
- 画面がフリーズ(固まって動かなくなる)する。
- パソコンの動作がワンテンポ遅れる。
- ストレスが溜まる。
ということでは、がっかりします。
もう、パソコンは使いたくない、と考えてしまいます。
標準的なパソコンのスペック
初心者の方も中級者の方も、標準的なパソコンを購入すればストレスなく、同じパソコンを長く使うことができます。
標準的なパソコンのスペック
- CPU・・・インテル Core i 5 以上、AMD Ryzen 5 以上
- メモリ・・・8GB以上
- ストレージ・・・256GB以上のSSD(HDDだけの構成のパソコンはダメ!)
具体的なCPU名
ノートパソコンで使用されている、主なCPU名を紹介します。
インテルのCPU名
AMDのCPU名
表にあるCPUならば、通常の作業をするには十分の性能を持っていますので安心です。