マウスパソコンの購入を考えている方に、マウスパソコンができるまでを紹介
マウスコンピューターは、開発・設計、製造、配送までを一貫して行っています。
PC Watch


令和になり、さらに強化されたマウスコンピューターの製造拠点 ~不良を削減しつつ、最短翌営業日出荷する…
株式会社マウスコンピューターは19日、同社飯山事業所の工場リニューアルにあわせて記者説明会を開催。生産性向上や不良率低減に向けた取り組みなどを公開した。なお、同…
ユーザーの仕様に合わせて、注文生産を行うBTO(Build To Order )パソコンの国内生産メーカーです。
この記事では、「マウスパソコンがどのようにできるのか」を紹介します。
目次
マウスパソコンができるまで
マウスパソコンは、長野県飯山市の生産工場で作られます。
受入/シリアル登録
各種部品が入荷すると、受け入れた部品を確認して、すべての部品にシリアル番号が登録されます。各部品の仕様書との確認のため、抜き取り検査も実施します。
倉庫には、多種多様な部品が保管されています。
入荷検査
入荷した部品の品質が、仕様書の品質を満たしているかの検査します。
ピッキング
ユーザーの注文に応じて、パソコンが製造されます。
製造されるパソコンの仕様書は、1枚にまとめられている。
仕様書のバーコードをスキャンすると、必要な部品がピックアップできるようになっているので、その部品を集めていく。
ユーザーの注文した1台のパソコンは、1つのコンテナにまとめられる。
集められた部品を、ピッキングした担当者と別のスタッフが、1つずつバーコードをスキャンして確認する。
組み立て
コンテナに集められた1台分のパソコンの部品を、組み立てていきます。
組み立ては「セル生産方式」が、採用されています。1台のパソコンの組み立てを、一人のスタッフが最初から最後までを担当します。
組み立て検査
組み立てられたパソコンが、「指示書通りにネジ締めが行われているか」や「コネクタの取り付けに不備は無いか」など検査されます。
組み立て検査は、製造したスタッフと別の担当者によって、正常に動作するか検査確認されます。
負荷試験
高負荷の状況下でも、パソコンが正しく動作するか試験して、確認をします。
システムに負荷をかけて、正常に動作するかどうかをパソコン全数について実施する。
極寒や極暑環境下での動作を確認するため、マイナス30度~80度までの環境を再現できる恒温槽を使用する。
機能検査
すべての外部入出力と、パソコンの最終検査をします。
専用ソフトを使用して、サウンドがきちんと鳴るか、その他の端子類が正常に動作するかを確認する。
抜き取り検査
完成したパソコンの品質状況の確認のため、抜き取り検査をします。
出荷
完成したパソコンの外観などの、最終検査を確認し、丁寧に梱包して出荷します。